2011年6月27日月曜日

2011年6月27日お稽古花(栗田谷教室)

本日は、投げ入れです。
花材は、ビョウヤナギ、アガパンサス、菊です。

ビョウヤナギは、この時期になるとお庭に黄色い可愛らしいお花を咲かせる枝です。
枝によっては、曲線がとてもきれいですので、その枝の流れを活かしながら。

アガパンサスも、今の時期、良く見かけるお花です。
本日は、藤色のアガパンサスですが、白いお色のお花もあります。
線香花火のようで、可愛らしいお花です。

写真は、中山映月作。
本日の菊は、内側がボルドーで、外側が白いお色。珍しい魅力的な菊でした。

2011年6月22日水曜日

横浜雙葉の華道会 学生さんのいけばな

本日は、横浜雙葉の華道会。
花材は、いがなす、ニューサイラン、黄百合、ガーベラです。

華道会は、前回から、新中学1年生の学生さんも参加して下さっています。
前回も今回も、中学1年生は基本型の直立型。



直立型はこのような感じです。
いがなすで主体を作り、ニューサイランを主体の肉付けに使いました。

中学二年生以上は、ニューサイランをデザイン系に使い、作品の動的な部分を作っていきました。

だんだんと蒸し暑くなるこの季節、何をするにも億劫になってしまいます。
でも、華道会の学生のみなさんは、授業後で疲れているにもかかわらず、お片づけもしっかりと手伝ってくれました。
お疲れさまでした。

2011年6月21日火曜日

2011年6月20日お稽古花(栗田谷教室)

だんだんと蒸し暑くなってきました。

昨日は、家元のお稽古。
お花材は、面白い組み合わせでした。
ガマ穂、エルムレス、ラクスパー、菊です。
“和の菊と、洋のエルムレス、ラクスパーなので、交ぜて生けるより、別口で生けるほうが生けやすいでしょう”という家元のアドバイスを頂きながら、皆さん想い想いの生け方を楽しんでいました。

お写真は、和田伴月作。
ガマ穂の葉を矯め、流れを作り、菊は裾に可愛らしく入りました。
エルムレスは、動物の尾のようで面白く、つぼみの部分もしっかりとお花が咲きそうです。

和と洋の組み合わせ方や、ガマ穂の葉の使い方がポイントのお稽古花でした。

2011年6月13日月曜日

2011年6月13日お稽古花(栗田谷教室)

本日は、6月1回目の家元お稽古でした。
5月最終のお稽古から3週間空いての久しぶりのお稽古。
午後3時頃は、生徒さんも多く、活気がありました。

花材は、ギガンジウム、ひまわり、花リョウブ、ヤツデでした。
花リョウブは可憐で、枝の流れも美しく、皆さん枝を活かしながら生けていらっしゃいました。
ヤツデは斑入りで、あしらいで入れても重くなりすぎず、涼しげな雰囲気のお材料でした。

こちらは、フィリス・イングストローム作。
ギガンジウムを真っ直ぐ長く用い、ひまわりを縦ラインに。軽やかな初夏らしいデザインです。

ギガンジウムは、これからお花が咲くと、一回り大きくなり、インパクトが増します。
今の時期に多く出回っていますので、夏までに一度は使いたい花材です。

2011年6月10日金曜日

石川県金沢市東茶屋街 茶房一笑花会“花の宴”のご報告

毎年、石川県金沢市ひがし茶屋街の茶房“一笑”で、独舞楽花(どんぶらこ)のメンバーで花会を行っています。
今年は、6月3日~5日が開催日でした。
独舞楽花は、いけばな人だけでなく、デザイナー、建築家など、さまざまなメンバーが参加しています。

光風流からは、山本曄月家元が参加しています。
今年は、ヤマボウシ、フトイ、アスパラなどのお材料を中心に、グリーンとホワイトで生けました。

今回は、メンバーは全員で8名。

こちらは、古流理翁会の宇田川理翁先生の作品。
本棚は、もともと一笑さんにあるものですが、作品にとてもマッチしていて、作品の一部のようです。
宇田川先生は、天井から朱色の糸で、花器になるガラス瓶を結び、金沢の山で採った植物を生けられていらっしゃいました。


上の2枚のお写真は、金沢のデザイナー宇野たまこ先生の作品。
こちらのお部屋、お机も一笑さんの一部ですので、作品を目の前に見ながら、お茶をいただくことが出来ます。


こちらは、五十鈴古流の太田光先生の作品です。
竹を組み、竹に穴を開け、金沢で山採りした花材を入れられていました。


一葉式いけ花の粕谷春水先生の作品は、とても力強く。
竹を割いて組み、山で採れた大きく育ったタケノコが竹の網を貫いています。


堺のみささぎ流の片桐悦子先生は、一笑さんの1階にある茶室を使ってこちらの作品を生けられました。
ヤマボウシの白と清々しいグリーン、少しアジサイのブルーが入り、とても爽やかな作品でした。




こちらの3枚のお写真は、金沢の建築家の平口泰夫先生の作品です。
共通して、ミラーを使っていらっしゃいました。
2枚目のお写真の真ん中の白い箱のようなものを覗くと・・・
3枚目のお写真に写っているように、万華鏡のような世界を楽しむことが出来ました。


スタイリストの横山佳江先生は、今回初参加でいらっしゃいます。
一笑さんの2階のバルコニーのスペースを使われていらっしゃいました。
升を利用して、金沢の山で採れた花材をオシャレに。

3日間だけの花展でしたが、ちょうど加賀祭りの時期に重なっていたこともあり、見に来てくださった方が多かったようです。

もちろん、お花だけではなく、一笑さんのお茶、お茶菓子も、大変美味しく、楽しませていただきました。

2011年6月9日木曜日

横浜雙葉の華道会 学生さんのいけばな

昨日は、横浜雙葉で華道会でした。

本日の花材は、ニューサイラン、ひまわり、ソリダコでしたので、
ニューサイランを主体に、横型(ホリゾンタルスタイル)の勉強をいたしました。
ひまわりをいける際には、正面にひまわりの面が向きすぎると、幼い感じになってしまいますので、向きを工夫します。
お写真は、中学二年生の学生さんの作品です。

ホリゾンタルをアレンジしていくと、どの方向から見ても美しいテーブル花を作ることができます。